毛糸の屋根

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大学病院から北山を通って泉の方へ抜ける太い通りができあがりつつあります。
先週あたりから植樹の準備がはじまっていた街路樹、布に包まれて植樹されたみたいです。

けっこうそれなりにやればこれもアートっぽくできそうです。  

木に囲まれているからいいんですね。  

西公園の昔の交番の裏手にあった大きくて立派な銀杏の木が、掘り起こされ、今まさにどこかへ持っていかれるというところを目撃。

ものすごくわかりにくいですが、上の写真の中央奥。
けやきといい、桜といい、銀杏といい、どんどん運ばれていきます。  

数年前まではかなりの数の家が立っていた追廻住宅ですが、公園になるとかで立ち退きがはじまり、今ではすっかりあんまり家の立ってない分譲住宅地みたいな状態になっています。



やっている塾がすぐ近くの片平なので、追廻からも何人か生徒が来ていた時期があり、話を聞くと、レトロなまちのよさというか、大根一本だけしか陳列していない（それ以外は何もない）八百屋さんがいるとか、安い食堂があって、ときどき家族で食べに行くとか、お風呂があんまり近代的でないので、しょっちゅうボヤを出して消防車を呼んでしまうおばあさんの家とか、小学生のその子によると、「なんていうか、あそこはみんな助け合ってるっているか、そういうところ」という言葉に集約されるような、失われつつある時代みたいなものがタイムカプセルのように保存されているという気がしたものでした。
どんどんどんどん、そうしたものが失われていきます。  

大町あたりでいつも通る路地。

  

６年ほど前から東勝山のアパートをアトリエとして借りているのですが、すぐ近くにある北仙台小学校前にあるこの看板というか標識がいつも気にかかっています。  

土井晩翠先生も学んだという。  

東北大学付属病院（地元では「大学病院」）の前から西公園を通って南町通りへとつづく西公園通り。

幼稚園のあるお寺の前にはお約束のお習字。

そして和菓子で有名な「売茶翁（ばいさおう）」。とっても風情があるお店です。

西公園が見えてきました。ここは花見の名所です。  

奥州仙台七福神のおひとりがいるという北山は秀林寺。
お寺の前にはやっぱりお習字。  

仙台は今いたるところ工事中です。
これは北山から荒巻へいたる道路をつくっているところ。  

なんだそうですね。
ちなみに去年はＪＲ陸羽東線の開通90周年だったそうです。  

ちょっと大きくなりました。  

青葉通りにあったワシントンホテルが「アークホテル」になったようです。
今月はオープン記念でランチバイキング880円というのをやってるそうです。
チラシ入ってました。  

私は荒町あたりで生まれたそうです。結婚式もこのあたりの「畳屋丁教会」でやりました。
商店街の空を見ると、たくさんの電線が横切り、「毛糸の屋根」のイメージスケッチ風だなぁと思いました。  

片平でやってる塾まで自転車で通っているんですが、氷屋さんが目につきます。
夏など、とっても涼しげです。

  

新寺通りを通りました。たくさんお寺が並んでいますね。
上は「仙台」の名前の由来になったという「千体仏堂」があるお寺。

みんなお習字が大好きです。



  

「教習中」の”るーぷるせんだい”を中山方面で見かけました。  

仙台駅前、アエル隣のビル工事現場。
先日、東京都現代美術館で見てきた川俣正の展示みたいです。  

ものすごくひさかたぶりに絵を描いたので、青葉通りのもうほとんど西公園近くにある素敵な花屋さん「モン・ジャルダン」に持っていくことにしました。

南町通りにあったころから絵を置いてもらっているんですが、サロンのような感じのお花屋さんです。
ぜひお立ち寄りください。
  

仙台には全長100メートルほどの大きな観音さまがいるんですね。
実はうちのすぐ近くです。後光も差してますね。